私はかつて、台湾代表として数々の国際大会に出場した身障者卓球の元ナショナルプレイヤーでした。今、ユニフォームを脱いで皆さんと同様に、毎日朝9時から夕方5時まで働き、温かい家に帰って、最愛の家族と一緒に食事をしたりテレビを見たりする生活を送っています。本当に自分は幸せだと感じています！しかし、この幸せの裏で、私を最も悩ませていたのが入浴のプロセスでした。皆さんの目には、入浴はとても楽しく、リラックスできるものかもしれませんが、私たち障害者にとっては、入浴は大きな作業なのです。
私の妻もまた障害者で、私よりも行動が不自由です。私たちが入浴をもっと便利に行えるように、私は様々なウェブサイトや店舗で、適切なシャワーチェアを探し回りました。サイズも機能も都合の良いものを見つけたいと願っていましたが、市場には多種多様なシャワーチェアがあり、価格にも大きなばらつきがありました。中には軽すぎて不安定なもの、錆びて足が折れて傾いてしまうものもあり、60代の私たちにとっては本当に困る上に、非常に危険だと感じました！
希望を捨てきれなかった私は、インターネットで木工所や鉄工所を検索し、このような製品の製作を手伝ってもらえないか尋ねましたが、少量かつ特注であるという理由で、ことごとく注文を断られてしまいました。そんなある日、正言ステンレスのウェブサイトを見て、特注品の製作実績があり、しかも台鉄（台湾鉄道）、高鉄（台湾新幹線）、MRT（地下鉄）などの公共機関の注文も多数請け負っていることを知りました。品質は保証されているはずだと思い、さらに少量でも特注可能だというので、正言のウェブサイトを閲覧しました。その中で、ある椅子を見て、手すりを付ければ私たちのニーズに合うのではないかと思ったのです。そこで、私は簡単な図を作成し、一縷の望みを抱いて正言にメールを送り、シャワーチェアの特注が可能かどうか尋ねました。
すると、すぐに返信があり、しかも正言の社長自ら電話をかけてきてくれました。私の状況とニーズを理解した後、「人の助けになることを前提に」と、無料で特製のシャワーチェアを提供したいと申し出てくださったのです。しかし、「功なくして禄を受けず」というのが私の信念です。最終的に社長は、公益還元という形で代金を受け取ってくださり、品質は決して妥協しないと保証してくれました。私は心から喜び、感謝しました！もうどうすればいいのか分からなかった時に、ついに一筋の光を見つけたのです。正言の営業担当者も非常に熱心に説明してくださり、製作の全過程で定期的に写真を送って進捗を知らせてくれました。
特注のシャワーチェアが家に届いた日、家族全員が興奮し、特に妻は楽しみにしていました。今回の製品が耐久性があるだけでなく、私たち夫婦のニーズに合致し、共用できることを願っていました。 届いてみると、私たちは本当に大満足でした。仕様やサイズに誤差がないだけでなく、すべての縁や角のディテールが非常に細かく作られており、品質は私の期待以上でした。シンプルで便利、これこそ私たちが求めていたシャワーチェアです！
その夜、私たちは実用性を試してみました。本当に完璧でした。非常にしっかりとしていて安定しており、車椅子を横に押しやって、椅子に移動し、それから手すりを下ろす。すべての動作がとても普通で、とてもシンプルなのに、私たちはこの上ない安心感と便利さを感じました。もう入浴中に転倒する心配もなく、身体を拭くのもとても簡単になりました。心から、このような製品をもっと多くの必要な人に知ってもらうべきだと思いました。
正言の皆様の熱心なご支援に心から感謝しています。私たちはこのシャワーチェアにとても満足しています。これのおかげで、私たちの家族は入浴のことで悩む必要がなくなり、日常生活がずっと便利になりました！特に今はパンデミックの影響もあり、家に帰って最初にするのが入浴ですが、以前は最も不便だったことが、今では私たちの一日の中で最も楽しい時間になっています。営業担当者とのやり取りを通じて、多くの工法を学び、今後は会社の購買仕様策定にも応用できそうです。この製品は私の生活を便利にしてくれただけでなく、仕事にも役立っており、まさに一石二鳥です！
正言が提供してくれた値引き分は、私たちも恩返しの気持ちを込めて、自発的に公益団体に寄付しました。この愛の心をさらに広げ、より多くの人々を助けることができればと願っています。正言ステンレス、本当にありがとうございました。
すべての障害者の背後には、苦難に満ちた自立の物語と、長期間にわたって尽力してきた家族がいます。正言ステンレスは、この愛を伝え続けたいと願っています。ステンレス製品も温かみを持つことができ、この製品は障害者だけでなく、その家族全体を助けることができるのです。
すべての椅子には存在する価値があり、そして正言ステンレスは、彼ら自身の物語を語り続けています。
