2022-03-10

【何でもやり、かつ最高を目指す】

何列もの完成したキャビネットが車に積み込まれるのを見て、この数か月間、汗水たらして努力した成果が、まもなくお客様の手に届くのだと感じています。ようやく一息つける安堵感を抱きつつ、お客様が製品を受け取ったときに満足と肯定をいただけることを心待ちにしています…。

 

思い起こせば、これらはまだ一枚のステンレス鋼板でした。職人の手によって一つひとつ品質がチェックされ、職人魂の要求のもとで完成したものです。この長期間交渉してきた注文は、ある長年のお客様からいただいたものです。そのお客様は弊社の製品にずっと信頼を寄せてくださっており、「正言以外に任せるのは心配だ」とまで言ってくださいました。しかし、パンデミックの影響でなかなか決定に至らず、弊社でさえ注文成立の可能性を疑った時期がありました。それでも、この長年のお客様は常に私たちと交流を続け、生活の新しい情報や面白いニュースを共有してくださり、ゆっくりと友人関係になっていきました。正言もまた、技術、品質、製品などのあらゆる側面でアイデアを提供し、長年の友人と意見を交換しました。そしてついに、長らく紙の上で話し合われてきたこのキャビネットを具現化することが決まったのです。

 

お客様に堅固で耐久性のある商品をお届けするため、構造や工法において妥協や譲歩は許されず、徹底的にこだわらなければなりません!たとえ大量の注文により、輸送、資材の搬入、工程の進捗などの問題が生じたとしても、正言は困難と課題に立ち向かい、お客様には満足のいく製品が届くのを待つだけにしていただきます。構想から実際の全体構造の製作に至るまで、職人は何度も確認を重ねました。今回は製作量が多いため、綿密な製作戦略を立て、まず小さな部品から製作し、大きな骨組みを製作する際には、小さな骨組みの結合点を事前にマークすることで、組み立てをより正確かつ迅速に行えるようにしました。製作の各段階でも品質検査を実施し、間隔を測定して誤差ゼロを確保し、製品を期日通りに完成させました。

 

 

ステンレス製品を製作する工法は限られていますが、なぜ職人によって出来上がる製品が異なるのでしょうか?職人は言います、「実際には工法ではなく、経験と手腕にかかっている」。正言は常にオーダーメイドの製品を製作しており、注文品ごとの製作方法や細部の要求が異なるため、職人にとっては常に挑戦です。それゆえ、百戦錬磨の職人は、お客様の使用ニーズを評価した後、最適な工法を採用して製作します。迅速さ、品質、効率、これこそが他とは違う正言ステンレスです。

 

上部へスクロール