
ダイシングフレームとウェーハフレームは同じ?呼び方と仕様確認のポイント
半導体製造の現場では、「ダイシングフレーム」と「ウェーハフレーム」という名称が使われています。
この2つは、必ずしも別の製品を指すわけではありません。メーカーや工場、使用する装置によって呼び方が異なり、ダイシングテープを固定する同じようなフレームを指している場合があります。
そのため、名称だけで製品を選ぶのではなく、外形寸法、厚み、材質、穴位置、使用装置との適合性を確認することが重要です。
この記事では、ダイシングフレームとウェーハフレームの呼び方の違いと、選定時に確認したい仕様について解説します。
ダイシングフレームの基本的な役割や材質、選び方については、「ダイシングフレームとは?役割・材質・選び方を解説」もあわせてご覧ください。
ダイシングフレームとウェーハフレームは同じもの?
実際の現場では、同じ、または近い用途の製品を指す名称として使われることがあります。
一般に「ダイシングフレーム」は、ダイシング工程で使用するフレームであることを分かりやすく示す呼び方です。一方、「ウェーハフレーム」も、ダイシングテープを固定してウェーハを保持するフレームの製品名として使われています。
ただし、呼び方が同じでも、すべての製品が同じ仕様とは限りません。
同じ「ウェーハフレーム」という名称でも、外形寸法、内径、厚み、材質、穴位置、切り欠き形状などが異なる場合があります。反対に、名称が異なっていても、ほぼ同じ用途や仕様の製品であることもあります。
そのため、ダイシングフレームとウェーハフレームの違いは、名称だけでは判断できません。
呼び方が異なる理由
ダイシングフレームの名称は、メーカーや工場、使用する装置によって異なることがあります。
同じような製品でも、「ダイシングフレーム」「ウェーハフレーム」「ウェハフレーム」など、複数の呼び方や表記が使われています。ただし、名称が同じであっても、寸法や材質、装置との適合性まで同じとは限りません。
問い合わせや見積もりを依頼する際は、製品名だけでなく、図面、主要寸法、使用する装置、ダイシングテープの仕様を伝えると、認識のずれを防ぎやすくなります。

呼び方の違いを簡単に整理
| 比較項目 | ダイシングフレーム | ウェーハフレーム |
|---|---|---|
| 呼び方の傾向 | ダイシング工程での用途を示す名称 | 同様の製品に使われる別名称の場合がある |
| 主な用途 | ダイシングテープの固定、切断、工程間搬送 | 製品によってダイシングフレームと同じ用途 |
| 明確な区別 | 名称だけでは判断できない | 名称だけでは判断できない |
| 選定方法 | 寸法、材質、テープ仕様、使用装置を確認 | 寸法、材質、テープ仕様、使用装置を確認 |
この表は、名称の一般的な使われ方を整理したものです。製品仕様を定義するものではないため、実際の選定では図面や装置条件を確認してください。
YJステンレスのダイシングフレーム対応
YJステンレスでは、半導体ウェーハ工程で使用される金属製・樹脂製ダイシングフレームをはじめ、保管ケースや搬送カセットなどの関連製品を取り扱っています。
用途や設備条件に合わせて、次のような仕様についてご相談いただけます。
- 金属製・樹脂製ダイシングフレーム
- 外形寸法や厚みの変更
- 穴・切り欠き加工
- レーザー刻印
- フレームの洗浄・再生
- 保管ケースや搬送カセット
- 使用装置に合わせたカスタム設計
製品の呼び方が分からない場合でも、使用工程、ウェーハサイズ、フレーム寸法、装置情報をご提示いただければ、用途に合った仕様を確認できます。
ダイシングフレームの選定やカスタム製作については、YJステンレスまでお気軽にお問い合わせください。